「〇〇君係」って要はヤングケアラー

ふと最近、「〇〇君係」と言う言葉を見て、これってヤングケアラーだよなぁ、って思いました。
(yahoo知恵袋で、それ系の記事を読みました。「そういう係をやってきたがもう限界です。これができないなんて私は悪い人間なのでしょうか」みたいな)

「〇〇君係」
 = 学校などで、少し心配な子、手がかかる子、のお世話をする優等生的な子のこと
   ・〇〇君と一緒に教室を移動してあげてね
   ・修学旅行の時、〇〇君と同じ班で面倒を見てあげてね

「ヤングケアラー」
 = 「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」
                               ※こども家庭庁の定義
  ・両親の代わりに幼い兄弟の面倒を見ている
  ・両親の代わりに祖父母の介護をしている
  → そのために早く帰らないといけない、友達と遊べない

どちらも、その人のために自分の時間を犠牲にしている、と言う点で共通しているのかな、と。
〇〇君係になると、友達としゃべったり遊んだりする時間や自分の好きなことをする時間が減ります。
学生時代を〇〇君係で消費してしまった、ということがあったら、個人的にはそれはものすごい悲劇なのかなと思います(若い時間は本当にものすごく貴重)。

友達と一緒にくだらないことにじゃぶじゃぶ時間を使う、というのは若い時代に絶対必要なことだと思いますし、その権利をきちんと確保してあげたいですよね。
「自分の時間を好きなように使う権利」って誰にでもあって、それを他人が侵害するのはおかしな話なわけで。

でも「〇〇君係」って断ると酷い人間だ、って言われるような気がして断りづらいですよねぇ。
これについては、先生側がきちんとさじ加減を見極めてお願いする必要があるのだと思います。
(丸投げでその子に全て背負わせる、はダメ絶対)
後は、周りの人間や社会の人々がそういうのを断る権利もあるよね、という理解を示してあげることも必要そうです。
→ 〇〇君係って要するにヤングケアラーだから、過剰な場合は問題だよね!という理解

コメント

タイトルとURLをコピーしました