この記事の内容
○長所には強い長所(上位5%)と弱い長所(その他95%)がある
○強い長所を持っている人間は限られている
○長所が見つからない、と言っている人間は上位5%に入るような強い長所を探してしまっている
(でも、そんなものは持っていないから見つからない)
目次
①強い長所と弱い長所
②就活で長所が見つからない理由
就活で長所が見つからない、ということについて考察してみました。
結論から言うと、長所が見つからない、言っている人は全体の上位5%に入るような強い長所を探してしまっているから見つからない、と言うことです。
大抵の人間(95%の人間)にはそんなものはないので、自分の中で比較的強い手札で戦うしかありません。
①強い長所と弱い長所
以前の「個性とは何なのか」と言う記事(https://ftaronote.com/個性って何なのか/)にも書きましたが、長所とは平均から正の方向に外れる個性のことです。
平均から正の方向に外れる個性 = 長所 → とても強い長所から弱い長所まである
何かのスコアがとても高い、と言う人は全体の中でも人数が限られてきます。
・模試の点数が全国の高校生の中の上位5%だった
・全国の大学が集う陸上大会でベスト8に入った
・大企業の中で営業成績が上位5%だった
と言う人は少ない(正規分布はそういうものなので、当たり前ですが)
②就活で長所が見つからない理由
就活で長所が全く思い浮かばないと言う人
そう言う人は自分の中に、上位5%に入るようなものすごく強い長所を探してしまっているから見つからないのだと思います。
大抵の人間(その他95%)にはそんなものはありません。
その上、就活の時の母集団は「全国の就活生」になるわけで、その中で上位5%に入るような長所なんてまず見つかりません(ないものを探しても見つからない)。
では、どうするかというと、自分の中で比較的良い長所を選んでそれで戦うしかありません。
自己分析は自分の中にないものを探すのではなく、自分が持っている手札を整理するために行なっているわけです。
以上、就活で長所が見つからない、について考えてみたことでした。
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